2017年10月24日(火)
衆議院選挙を終えて
10月22日衆議院選挙が施行され、翌未明までに大勢が判明しました。
私たちが応援した土屋正忠候補は、大変残念な結果となりました。
選挙戦が始まると、すぐに各報道が序盤情勢を発表しました。
土屋候補の東京第18選挙区では、立憲民主党の元総理に対してやや優勢であるという内容でした。
特段自民党によい風が吹いているわけでもなかったため、私たちは、報道を鵜呑みにすることなく、気を引き締めて選挙戦を戦うことを確認しました。
選挙車にて街を遊説すると、確かに熱い手応えがありました。
終盤戦、各報道の終盤情勢では、やはり、土屋候補がやや優勢との報道でした。
「この報道をどう評価したらよいのか・・・?」私たちは戸惑いました。
そして投・開票日、私は、本部選挙事務所である府中事務所で開票結果を待ちました。
開票特番は、NHKを見ていました。
東京第18選挙区の出口調査では、土屋候補がやや負けているというグラフが映し出され、会場の空気は冷たいものとなりました。
しかし、府中市、小金井市の選挙管理委員会から次々に届く、開票結果では、土屋候補が善戦していました。
民放の開票結果では、開票率97%で土屋候補が約900票リードしていました。
この時点で、武蔵野市の開票は90%終わっており、土屋候補と元総理は同点でした。
残票10%なら、900票差を守り切れるだろうと、事務所に集まった支援者の方々が、安堵していたそのとき、民放が開票率99%で、相手候補に当確を打ちました。
事務所の皆さんから悲鳴が上がると同時に、落胆の声があちらこちらから聞こえてきました。
しばらくすると、土屋候補者が事務所に到着し、集まっていただいた支援者にお礼と敗戦の弁を述べられました。
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という言葉が印象的でした。
今から思うと、各報道の情勢分析はいったい何だったのかと考えてしまいます。
選挙当日は、超大型の台風21号の影響で都内は大荒れの状況でした。
「新聞などで土屋さんは優勢と書かれていたので、大雨の中選挙に行かなくても大丈夫だろう」と考えた人もいたのではないでしょうか。
選挙で一番怖いのは「安心感」だと、自身の経験からも実感しています。
今回の結果について今後、様々総括しなければなりません。
今年行われた、都議選、市長選、衆議院選は、私たちの三連敗でした。
それぞれの選挙において、責任ある役職で応援させていただいた立場として、支援者の皆様には、心よりお詫びいたします。
もう一度位置から仕切り直して出直す覚悟です。
多くの皆様には、心からお疲れ様でしたと申しあげます。
Posted by omino at 12時39分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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